先ずは写真を良くご覧下さい。たぶん皆さんは汚いな!錆びてるな!ボロイ!こんな写真よくもアップしたもんだ!!エトセトラ・・・・? てな感じですよね。 もう一つ駄目押しって感じで写真は実物より綺麗に写ります。 さてここからがとてもポイントなんですが全国の皆さんに言い訳をしちゃおうかな!って調子で書いてみたいと思います。 この車両は1950年に製造されたFIAT500Cです。今から59年も前にイタリアで作られたものです。けして趣味のクルマとしてお金持ちがお持ちになっていたものではありません。博物館に飾られていたものでもありません。オードリー ヘップバーンが乗っていた物でもありません。じゃあ何かと申しますと毎日の足として使われていた庶民の生活の道具なんです。冷静に考えて皆さんの周りにある道具で59年も前の物って存在してますか! たぶんそんなものクルマも含めて皆無じゃないかと思いませんか。いいとこ過去の資料としてなんとか歴史資料館のような博物館に陳列してあるのが関の山ですよね。 それがこの状態でここにある、それも実物の現状はマテリアルの表面こそ泥、埃が積み重なり醜かったりそれらを除去してやるとうっすらと錆びてはいるものの致命的な腐り等なく洗油等で清掃を進めると当時のペイントまで綺麗な状態で顔をのぞかしてくれるほどなのです。
私の言ってる事が大袈裟だな!なんて思われる方は是非お店へ足を運んでください。 |